黒酢がもつ栄養成分
黒酢の栄養成分についてご紹介いたします。
一般の米酢に色がつかず、黒酢が琥珀色に色づくその理由は、豊富なアミノ酸を含むから。
黒酢のアミノ酸が豊富なのは、米酢と比べて5倍の玄米を使い、発酵・熟成期間が長いことに起因すると考えられています。 また、アミノ酸だけでなく、かめ壺だけで長期熟成発酵される過程で生まれた有機酸、ポリフェノールや、原料である玄米の豊富な栄養素が溶け込み、ビタミン・ミネラルも豊富な黒酢。自然が生んだ栄養食品といっても過言ではありません。
アミノ酸
黒酢はアミノ酸を豊富に含んでおり代表的なものはアラニン、ロイシン、リジン、バリン、グリシン。近年はD-アラニン、D-アスパラギン酸やD-グルタミン酸など、D-アミノ酸が豊富に含まれることも報告されています。
有機酸
黒酢の濃厚な酸味は、ピログルタミン酸が豊富に入っているからです。乳酸も含まれているため清涼感を与え、残味がさっぱりします。その他にもグルコン酸、コハク酸、クエン酸などの有機酸を含んでいます。
ポリフェノール
黒酢には、ヒドロフェルラ酸、ジヒドロシナピン酸などの豊富なポリフェノールを含みます。ポリフェノールは体内に貯めておくことができない栄養成分だといわれます。毎日コツコツが大切です。
ビタミン・ミネラル
黒酢には鉄やカルシウムの他にマグネシウム、亜鉛、マンガンなどが含まれています。また体内の代謝に必要なビタミンB1、B2などが含まれています。